一般社団法人広島市医師会臨床検査センター

Hiroshima City Medical Association Clinical laboratory

Q132 末梢血液一般検査や凝固・線溶検査、BNPの検査を依頼しましたが、検体が凝固していて検査ができなかったことがあります。採血時に気を付けることはありますか?

A132

検体が凝固する理由は様々ですが、大きな要因の一つとして採血時の検体の転倒混和不足が挙げられます。採血管の中には、各検査に応じた添加剤が入っていますが、末梢血液一般検査、凝固・線溶検査、BNP検査用の採血管には血液が凝固するのを防ぐ目的で、粉末または溶液が含まれています。この添加剤の量はごく少量であり、また採血管の蓋の裏側や側面に付いていて、よく血液と混ざらないと効果が発揮されず、血液が凝固してしまうことがあります。採血後はすぐに、血液が泡立たないよう、ゆっくり転倒混和を5回以上行ってください。

検査は検体の採取から始まっています。正しく行うことは正確な結果を出すために非常に重要です。今後とも皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。

 

担当 検査科 血液・尿一般係

 

 

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