一般社団法人広島市医師会臨床検査センター

Hiroshima City Medical Association Clinical laboratory

Q13 ノロウイルス検査において、「イムノクロマト法」と「PCR 法」での感度の 違いを教えてください。

A13

PCR 法は、遺伝子の一部を増幅して検出するため非常に感度が高く、検体1g 中に 10~100のノロウイルス量が最小検出感度となります。
一方イムノクロマト法は、蛋白の一部をそのまま抗原として検出しますので、検体 1g 中に 104~106のノロウイルス量が最小検出感度となります。

このことから、PCR 法の検出感度を 100%としたときのイムノクロマト法の検出感度は 70%前後となります。
この感度の違いから、イムノクロマト法では有症者の便は十分検出できますが、ノロウイルス量が少ないと思われる便検体(無症状者の便、感染者の経過観察)には不向きと思われ、この場合は PCR 法が一般的に推奨されています。

 

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