一般社団法人広島市医師会臨床検査センター

Hiroshima City Medical Association Clinical laboratory

臨床検査センターインフォメーション
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新規受託項目のお知らせ

謹啓  時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は格別なご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

このたび、下記の検査項目を新たに受託開始いたしますので、ご利用いただきたくご案内致します。

今後とも引き続きお引き立てのほど宜しくお願い申し上げます。

敬白

実施日 平成26年 12月  1日(月)  ご依頼分より

■新規受託項目

本検査方法は、コンタミネーションの影響がより大きくなりますので、検体採取にあたっては取扱いに十分ご注意ください。

また、他項目との重複依頼は避けてください。

 

miR34b/c DNA メチル化解析
早期胃癌の内視鏡切除後および手術後の異時性多発性癌のリスクを予測します。

DNAメチル化やヒストン修飾によるエピジェネティックな遺伝子制御機構は、癌や生活習慣病、精神疾患などに重要な役割を果たします。ゲノム上の個々の遺伝子発現状況(オン・オフ)は組織の種類や発症時期、外部環境などにより異なり、この遺伝子のオン・オフ制御にDNAメチル化やヒストン修飾などの関与が報告されています。
胃癌などではmiR34b/cのプロモーター領域がメチル化されることで、miR34b/cの発現が低下し、癌に有利な遺伝子発現を促すことが知られています。本検査は、シドニーシステム基準で採取した胃体部大弯の生検組織のmiR34b/cのプロモーター領域メチル化状態を調べることで、早期胃癌における異時性多発癌(再発)のリスクを予測します。

▼疾患との関連

●早期胃癌の異時性多発性癌

 
 

PCDHB DNA メチル化解析
PCDHBのメチル化状態を調べることにより、神経芽細胞腫の予後リスクを予測します。

PCDHB(プロトカドヘリンβ)は、細胞接着分子であるカドヘリンで形成された19のスーパーファミリーで構成されており、細胞間の神経接続の確立および機能において重要な役割を果たしていると考えられています。また、PCDHB遺伝子の高メチル化率が神経芽細胞腫の予後と相関性があることがわかってきました。本検査は、PCDHB遺伝子のDNAメチル化率を解析し、神経芽細胞腫の予後予測に有用です。

▼疾患との関連

●神経芽細胞腫